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2019年06月07日 [FAQ]

会社の法律違反について

完全なブラック企業に勤めています。
月の休みはなし、残業時間は100時間超え、それでも残業代は支給されないという超絶のブラック企業です。
すぐにでも辞めたいのですが、法律違反をしている残業代などを払ってもらう裁判を起こしたいと思っており、いろいろな証拠を集めるためにもまだ辞めることはできません。
このような法律違反をしている会社の経営者は、なぜ捕まらないんでしょうか?
弁護士に相談しようと考えていますが、このような法律に詳しい弁護士はいますか?

回答

労働基準監督署に相談しましょう


労働問題に詳しい弁護士はたくさんいます。
弁護士ドットコムなどで、労働問題に詳しい弁護士を探して、一度相談すると良いでしょう。
なぜ捕まらないのか、ということですが、単純にあなたの会社の現状を、労働基準監督署がわかっていないからです。
労働基準監督署に相談したら、ほぼ間違いなく是正勧告が入ると思います。
なので、弁護士に相談するよりは、まずは労働基準監督署に相談し、その上でどうするのかを弁護士に聞いた方が良いでしょう。
お話を聞く限り、労働基準監督署はすぐにでも動いてくれる労働環境なのではないでしょうか?
他の人も同様の状況で働いているのであれば、誰かが立ち上がらなければなりません。
昭和?バブル期くらいの感覚で経営している経営者は、残業代を払わずに、社員をこき使おうとしますが、国はこのような考え方を明確に法律で禁止しています。
また、4月からの働き方改革で、さらに労働者を守る法律が適用されるので、あなたの会社が罰せられる可能性は高いです。
ただし、残業代を求めたりする場合、あなたへの残業代未払い分を支払ったことで、会社が倒産してしまう可能性もあります。
心情としては、これまでの残業代を全額支払ってもらいたいところでしょうが、どこかで折り合いをつけることも考えなければならないでしょう。
なので、まずは労働基準監督署に相談し、裁判をするなら弁護士事務所へ相談、というのが正しいやり方です。
職場の改善を行うために、立ち上がってくれることを期待しています。

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